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執筆者の写真Den Chan

站樁の意念活動2 "技撃と養生"

更新日:7月1日

放松活動をマスターしたらいよいよ次の意念活動 "技撃と養生"に移ります。


先ずは、技撃の意念活動の方からご紹介します。


技撃の意念活動は、渾圓力を出す練習をします。


渾圓力は最初から出すのが難しいので、六面力(上下左右前後の六面)から出します。


一番の基礎は、上下の争う力(争力)を感じる事です。


次に左右、そして前後の争力を出し、六面力が出たら争力の出る方向を徐々に増やしていく


と最後は渾圓力が出ます。


養生の意念活動は何十種類もあります。


例えば自分の身体が暖かいお湯に浸かって頭だけ出ている状態をイメージすると心地よいです。


その他に集散活動というのは、全ての方角からエネルギーが自分の身体の中心に集まったり


放出していったりするのを繰り返しイメージします。


王薌齋によれば、集散活動をすると身体中の悪いところが治るそうです。


但し、そういう効果を得るには、放松活動を完全にマスターして全身の力が抜けきっている


状態でないといけないそうです。


中華人民共和国建国後、王薌齋は公園で站樁を多くの人に教え、習った多くの人は健康にな


ったそうです。


站樁を教えるのは実は知識と経験が必要です。


ただ習いに来た人を立たすだけではいけません。


習いに来た人の体質や体調によってどの姿勢で立ち、どの意念活動をさせるか見極めなけれ


ばなりません。


王薌齋が沢山の情報と研究結果を残してくれたお陰で、現代に生きる私達は站樁の取り組み


方を考える上で参考になる物が沢山あります。


文:ハワイの武術家 Jun Ming


渾元樁:技撃の意念活動と養生の意念活動

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